缶スプレーのコツは?実際にどれくらいの仕上がりになるか社長自ら実験してみました!!
不意の出費、出来る限り小さく抑えたいですよね。とにかく安くなら、DIYで板金塗装に勝るものはありません。DIY用の材料も沢山販売されています。実際にどれくらいの仕上がりになるか社長自ら実験してみました!!
プロに対して、業務用材料と道具の使用禁止命令を出したら、
いったいどんな仕上がりになるのか?
さてさて......?
- ドアの下半分に付く樹脂製のパネル。ガリキズで削れてしまってます。
- 今回購入した材料。・左から・クリアースプレー・色スプレー・ボカシ剤・バンパープライマー・パテ(耐水ペーパーセット)現在クリアスプレーは2液混合型が販売されていますので2液型を使用しましょう。工場にある材料は一切使用せずチャレンジ。材料費は5000円弱
- キズをパテにセットで入っていた耐水ペーパーで出来るだけ平滑にしていきます。番手は120番。
- 研磨だけでは平滑に出来なかった部分にパテを入れます。主剤と硬化剤を付属のヘラで良く混ぜ合わせます。
- 120番でキズを付けた範囲からはみ出ないように、凹み個所にパテを付けます。
-
ここで約15分自然乾燥
- 爪が立たない状態まで硬化したら、付属の耐水ペーパーで形成しましょう。120番で形を整え、次に320番で更に磨きます。本当はパテを水研ぎするのはあまり良くありません。
- 形成が終わったら、プライマーを塗布する準備をします。プライマーがかかる場所を1000番の耐水ペーパーで足付けし、他の部分を簡単にマスキングします。320番の次に1000番は無理がありますが、セットの中にはその番手しかありませんでした・・・・。本当は順次800番位までが効率的と思います。
- プライマーを数回に分けて塗り重ねます。説明書によると、耐水ペーパーのキズを消してくれるみたいですがちょっと無理があるかも・・・。ここで使用する材料はサフェーサーでもOKです。
-
ここで約30分自然乾燥
- プライマーが乾いたら、全体を1000番の耐水ペーパーで足付けします。
- プライマーを塗った場所と塗らなかった場所の段差も出来るだけ平滑になる様研ぎ上げます。
- 塗装開始、パテ、プライマーを入れた部分を軽く何度か塗装します。乾きが良くないので、エアブローを行い、乾いてから塗り重ねます。ドライヤーで代用して下さい。
- パテの部分が色で隠れました。
- パネル中心あたりで色をぼかすイメージで塗り広げます。決して一度で厚塗りしないのがポイントです。艶はまだ無視。半艶状態でOKです。
- 色がしっかり塗れた所で、ボカシ剤という物を塗布。ぼかした個所を馴染ませてくれるらしいです。使い方がもう一つ理解できませんが、説明書の言う通りに、ボカシた個所に塗布してみました。ボカシ箇所がザラツキ易いのでザラツキを馴染ます効果があるみたいです。
- ?な感じですが、次の工程に進みます。
- 仕上げのクリア塗装。3回から4回で仕上げます。
- 2回目で半艶位に仕上げて、少し時間をおきましょう。
- 3回目で一気に艶を出していきます。3分の2位を塗り重ねながら進むと丁度良い感じです。
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完成です!!
- 出来上がりです。キズも分からなくなりました。
- 色も予想した以上に違和感無く仕上がりました。艶も結構ありますね。テストとしては成功です。
~DIY塗装のポイント~
- パテが入る範囲、プライマーが入る範囲、カラーベースが入る範囲、カラーベースのぼかしが入る範囲、それぞれの予想をつけた下処理を。
- カラーベースがしっかり入る範囲は800番までのペーパー仕上げでOK。
- カラーベースは1回づつ塗り広げる。
- カラーベースで艶が無いのはOK
- スプレーする時は、塗り重ねる前に、必ず軽く乾燥、クリア塗装ラストの1回以外は薄くスプレー。
- 薄くスプレーでも、表面がザラつく様な塗装は不可。距離と移動速度のバランスが大事。
- クリア塗装はメリハリを付けた塗装を。
- 少し高くてもクリアは2液混合使いきりタイプを使用。
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